【第2回】家計のお金は3つに分ける
おはようございます。
群馬県高崎市のFP牛込伸幸です。
今日も自分のできることを
たんたんとやっていきたいと思います。
家計の基礎講座、第2回です。
前回は、ぼくがこの方法にたどり着いた経緯をお伝えしました。
軽くおさらにすると、家計簿が長続きしないので、取りあえず毎月、月末残高を記録してみた。
でも、やってみると、これが意外と効果的だったというお話でした。
でも、残高を記録するだけだと、うまくいかないことも出てきました。
エアコンのように、めったにない金額の大きい支出があった場合、残高は前月より減ってしまうかもしれません。
でも、これは今月の生活費を使い過ぎたわけではありませんよね。
「もうちょっと家計を把握したいな」
この方法に慣れて、余裕が出てきた頃、こう思うようになりました。
そこで、やってみたのが今回お話する方法です。とってもカンタンなので、初めての方でもすぐに使えますよ^^
●たまにしかない大きな支出を分ける
まず、エアコンや家族旅行のように、たまにしかない金額の大きい支出を別に管理することにしました。
ぼくはこれを「特別支出」と呼んでます。
金額の基準がないとやりにくいので、ぼくは5,000円以上と決めています(1万円でもいいと思います)
もちろん、家賃や住宅ローンのように毎月払うものは、金額が大きくても特別支出には入りません。
毎月はない金額の大きい支出です。
こうすれば、毎月の生活費と、たまにしかない大きな支出(特別支出)を分けて管理することができます。
これでかなりスッキリ^^
●貯金も分ける。うっかり使っちゃわないように(笑)
さらに、貯金も分けて管理することにしました。
クルマ、マイホームの頭金、子どもの教育費のつみたて、老後資金、もしもに備えるお金、何となく貯めているお金などなど。
こうした貯金を生活費と一緒にしておくと、今、いくら貯まっているのか?わからないし、
境界線がないと、つい使ってしまうかもしれません(笑)
よくありますよね。ボーナスが出て、そのまま生活費の口座に入れておいたら、何となく使ってしまった!ということ(汗)
人は無意識のうちに残高を意識してお金を使っています。
あると使っちゃう!ぼくもそうです。だから分けておく(笑)
●家計のお金は3つに分ける
まとめると、こうなります。
・貯金
・毎月の生活費
・特別支出
この3つ。
そして、お給料やボーナスが出たら、この3つにお金を配分します。
ボーナスは毎月の生活費に配分しない方がいいですね。生活費は毎月のお給料でやりくり。
毎月の生活費は、毎月、一定の金額を配分すると、家計を管理しやすいです。
毎月、同じ金額で暮らす。
貯金は先に決めた金額を分けちゃうといいですね。
必要な分を先に貯金して、その残りで暮らすって感じ^^
●毎月、同じサイクル
お給料やボーナスが出たら、それを3つに配分する。使うときは目的別に分けたところから。
スーパーで買い物をしたら「毎月の生活費」から。テレビを買ったら「特別支出」から。貯金を取り崩してクルマを買ったら「貯金」から。
そして、毎月、月末に残高を記録する。このサイクルです。
毎月、同じことをすることで、家計を把握しやすくなります。把握してるって感覚になります。自信や安心感も生まれます^^
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今回は、家計のお金は3つに分けるというお話でした。
次回は、お財布や通帳、収納グッズなど、家計を管理するのに便利な道具をご紹介します。お楽しみに^^
牛込伸幸