【第3回】お財布と銀行口座3つで家計を管理する
おはようございます。
群馬県高崎市のFP牛込伸幸です。
今日も自分のできることを
たんたんとやっていきたいと思います。
家計の基礎講座、第3回です。
前回は「家計のお金は3つに分ける」というお話でした。
・貯金
・毎月の生活費
・特別支出
この3つでしたね。毎月の流れは、
・お給料やボーナスが出たら、この3つに配分する
・お金を使うときは、目的別のところからお金を出す。
例:スーパーで晩ごはんのおかずを買ったら「毎月の生活費」から出す。
・月末に3つそれぞれの残高を記録する
今回は、この方法に連動したお財布や通帳、収納グッズなど、家計を管理するのに便利な道具をご紹介します。
●お財布と銀行口座3つで家計を管理する
1つの銀行口座で家計を管理することはできます。ただ、そうすると、1つの口座の内訳を自分で管理する必要が出てきます。
ATMでお金を引き出すたびに記録して、生活費分がいくら、特別支出分がいくら、貯金分がいくらと、
それぞれの内訳を計算して表にする必要があります。
ぼくもやったことがあるのですが、これはかなり面倒です。
だんだんやらなくなって、3つのお金が混ざっちゃいます(笑)
そうすると、結局、以前のように境界線が曖昧になって、貯金をいつの間にか使ってしまったり(汗)
・・・
いろいろ試したのですが、ここは口座を分けた方がわかりやすいです!ラクです!スッキリします!
とはいえ、通帳をいくつも持って、あちこちのATMを回るのも大変(汗)
そこで、ぼくはコンビニATMが無料で使える銀行を選んでいます。
月何回まで無料とか、取引状況によって無料になる銀行は結構あります。
ちなみにぼくは口座引落は新生銀行、みずほ銀行。
そのほかは、ソニー銀行、住信SBIネット銀行、セブン銀行を使っています。
※手数料については各銀行でご確認ください。
まとめると、家計のお金は、お財布1つと銀行口座3つで管理します。
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・貯金→貯金口座
・毎月の生活費
→お財布(現金用)と生活費口座
・特別支出→特別支出口座
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生活費口座は家賃や住宅ローン、公共料金など引き落し中心。
毎月の生活費用で使うお財布(現金用)は、1か月分を引き出しておいたり(封筒に入れてタンス預金して、少しずつお財布に移すなど)、
週に1回いくら引き出すみたいに決めて、生活費口座から引き出してもいいですね。
なくなったら引き出すというやり方だと使いすぎてしまうので(笑)
特別支出はめったにないので、使うときに特別支出口座からお金を出したり、ほかで立て替えたり。
買うと決めてからATMへ。この手間が逆に安易な衝動買いを防いでくれることも。
・・・
口座3つは増えてしまっても構いません。
学校や塾で銀行が指定されていれば、生活費口座を増やす必要があります。
貯金は金融商品の選び方で金融機関が増えることもありますよね。
基本は貯金・毎月の生活費・特別支出で3つ。ただ、必要に応じて増やすということです。
ただ、安易に増やすと入金や残高チェックなど管理が大変になるのでご注意ください。
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最後は収納グッズについて。ぼくは無印良品のパスポートケースに通帳とカード、封筒を入れて管理しています。
ちょっと大きめのお財布といった感じで使いやすいです。
毎月の残高や予算配分を書いたメモをここに入れておいてもいいですね。
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今回は、お財布と銀行口座、それを収納するケースについてお伝えしました。
次回は、自分のお金と家計のお金はキッパリ分けるというお話です。
これをしないと、家計の管理が複雑になります。
実はこれが赤字がなかなか解消しない原因!な~んてことも。ドキッ(笑)
お楽しみに^^
牛込伸幸