【第5回】家計管理の1か月の流れ(まとめ)
おはようございます。
群馬県高崎市のFP牛込伸幸です。
今日も自分のできることを
たんたんとやっていきたいと思います。
家計の基礎講座、第5回です。
前回は、自分のお金と家計のお金はキッパリ分けるというお話でした。
前回までで、家計を管理する方法の説明は終わりです。
今回は、まとめとして、1か月の流れと具体的な作業手順をお伝えします。加えて、ぼくが意識しているポイントもお話します。
●準備と1か月の流れ
【手順1】自分のお金と家計のお金はキッパリ分ける
境界線を明確にするため、お財布、銀行口座、クレジットカードも分ける。
【手順2】家計のお金は3つに分ける
さらに家計のお金は、
・貯金、
・毎月の生活費
・特別支出
の3つに分ける。特別支出とは、毎月はない、ちょっと大きな支出。5,000円や1万円を基準に。
道具は、お財布1つと銀行口座3つ。
銀行はコンビニATMとネットバンクが使えるところを選ぶと便利。
【手順3】お給料やボーナスが出たら、この3つに配分
毎月の生活費は同じ金額にする。ボーナスは毎月の生活には配分しない。
毎月の生活費は毎月の収入で。
【手順4】お金を使うときは、目的別のところからお金を出す
例えば、スーパーで食材の買い出しをしたら、「毎月の生活費」から出す。
「毎月の生活費」はお財布(現金用)と口座(引き落し用)の2つを使う。
特に、お財布(現金)は毎月の予算を決めて、そのなかでやりくりする練習をする。
ここが家計管理の超基本。
【手順5】月末に3つそれぞれの残高を記録する
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これを毎月、毎月、たんたんと続けます。やっていくと、自然にお金の使い方が整ってきますよ^^
この講座も次回でいよいよ最終回となります。ここまで読んでくださって本当にありがとうございます!
最終回は、家計の管理をするときに、ぼくが最も大切にしているある「考え方」をお伝えします。
しくみが整っていても、そのベースに考え方がないと、しくみはうまく機能しません。
それでは、次回もお楽しみに^^
牛込伸幸