夫に「何でうち、これしか貯金ないの?」と言われたら

おはようございます。
群馬県高崎市のFP牛込伸幸です。

今日も自分のできることを
たんたんとやっていきたいと思います。

「何でうち、これしか貯金ないの?」

夫の何気ない一言に
ムカっときたこと、ありませんか?

「子どもが大きくなって、
食費や衣類費も増えた。

塾や部活道具にだって、いくら
かかってると思ってんのよ!」

こう言ってやりたくなったけど、
どうせ話してもわからないし聞く気もない。

「あなたのお給料が少ないせいでしょ!
残業もしないで、テレビ見てビールばっかり飲んで!
バイトでも行けば!」

と逆切れ寸前です。
(たまに、言っちゃう・笑)

・・・

お父さんの味方をするわけでは
ないのですが、

男性は家計のことって
全然、わかっていない人が多いです。

日本人に「毎月の生活費はいくらですか?」と聞くと、
20万円とか25万円と答える人が多いそうです。

ぼくも独身時代はそう思ってました。
多分、何かの本の影響。

そんな発想ですから、
何で貯金ができないの?
やりくりが下手なんじゃ?
浪費家?

こう考えてしまうのかもしれません。

・・・

でも、これでは足りないですよね。
ざっくりでも書き出せばわかります。

住宅ローンで8万円
子ども2人の学校と塾で6万円
公共料金とガソリンで2万円
生命保険2万円
パパのおこづかいが3万円…

これだけで21万円です。
食費や日用品すら入ってないのに。

・・・

とはいえ、こういった作業って
なかなかできないんです。

その前に、ミス・コミュニケーションが発生して、
夫婦のどちらかがガマンするか、
ケンカになって終わっちゃう。

でも、どっちが悪いわけでもないと思います。

やりくりが下手だと思われている
ママもかわいそうだし、

お給料が低いと思われている
パパも気の毒です。

・・・

こんなとき、家計の状況を
お互いに共有できるといいですね。

もちろん、細かくする必要はありません。

家計の状況を共有して、
ママもがんばってやりくりしてくれている。
パートにだって行っている。

パパもがんばって働いてくれている。
最近、したくても残業が減っちゃったし。

そう思って暮らしたいものです。

・・・

そのためには、先ほどのように
大ざっぱでいいので、

何にいくらかかっているか?
書き出すといいです。

住宅ローンや塾や公共料金など
通帳に記録が残るもの、

固定的なものはカンタンに
把握できますよね。

その辺りから始めて、
食費、日用品などは大ざっぱでOKです。

そして、毎月いくらくらいで生活しているのか?
書き出してみましょう。

・・・

ぼくのところにご相談に来てくださる方も、最初は、

・何で貯金ができないのかわからない?

・生活費って毎月20万円くらい?

みたいな方が多いですよ。

そして、通帳を見ながら、
毎月かかっている支出を書き出して、

食費や日用品は取りあえず
平均データを使って書き出して、

合計すると、実際には
30万円ですね、40万円ですねと
確認していきます。

あとは、夏休みの家族旅行や
家具家電の買い替えで…

そうすると、ぜいたくしている
つもりはないんだけど、

結構、かかるんですねと気づきます。

ご主人も同席していただければ
状況が共有できます。

そうでない場合は、
要点だけ書いたメモを作れば
説明しやすくなります。

・・・

そして、ここが出発点です!
じゃあ、どうしよう?と考えられます。

牛込伸幸

 

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